Domaine de Chassaorney
ドメーヌ ド シャソルネイ


21190 SAINT-ROMAIN , COTE-D'OR , FRANCE

1996年、ブルゴーニュ地方 サン ロマン村でワイン造りを始めたばかりの新しいドメーヌ ド シャソルネイ。デビューしたと同時に一気に有名になり、地元ブルゴーニュでも話題を呼び、今ではフランスのプロの間でも非常に注目を集めております。

何故かと言うと、ロワールでビオディナミの第一人者である二コラ ジョリーの主催するサロンにも参加し、ブルゴーニュでは数少ないビオディナミを忠実に実行している醸造家の一人だからです。彼の評判はデビューと共にフィガロの雑誌で取り上げられ、彼の造るワインにはレストランや個人のワイン愛好家からの注文が殺到してしまいました。アメリカには一度も輸出をしていないのに、某雑誌で高い評価も得、その本国から何回も注文が来ます。でも売るワインが無いので未だに輸出の見込みすらありません。

36歳の若きフレデリック コサールは以前はニュイ サン ジョルジュのネゴシアンで長い間働いていて、栽培者から直接買ったブドウのアッサンブラージュを担当していました。ワイン造りに大きな情熱を持っていた彼は、前から自分の手で栽培から醸造まで手掛けたいと思い続けていました。そして96年に念願の夢が叶いました。フレデリックは少量でも自分の信じている方法を実行しようと、栽培・収穫・醸造まで100%自らが携わる非常にこだわった造り主です。白ワインも赤ワインも100%新樽を使い、それぞれのポテンシャルの中で可能な限り樽で熟成させるという徹底ぶりです。今では行っている人は少なくなりましたが、土を耕すのもビオディナミのカレンダーの日程に則り、愛馬を用いて行います。非常に非常に大変な労働です。1年中のほとんどを畑の中でブドウを守りながら働いています。

収穫は当然全て手で行いますが、糖度が乗らないブドウは惜しげもなく捨て、本当に美味しい健全な熟したブドウのみ選んで籠に入れていきます。足踏みで潰しながら破砕し、発酵は天然酵母で一切補糖は行ないません。勿論彼の大嫌いな二酸化硫黄も全く使用しません。樽にもこだわっています。全てサン ロマン村で作られた焼きを指定した新樽を使って熟成させ、フィルターは基本的に行いません。

尊敬する醸造家はDRCのオーナーで、何かと話題のDomaine Prieure ROCHのアンリ フレデリック ロック。フレデリックは醸造で解らない点があったら真っ先に彼に相談しています。ロックのワインを超える可能性を秘めた新ドメーヌの誕生です(彼らは本当に仲の良い友人で、バイクで遠出したり、お互いの家に行き来している間柄)。

益々入手不可能となってきた注目株のワイン。フレデリック コサールのパワーがそのまま味わいになっているのは、ワインの神秘としか言いようが有りません。


サン ロマン村の中心にあるドメーヌ ド シャソルネイの醸造所(シェ)


シェの扉に描かれた周囲の目を引く
エスプリの効いたシャソルネイの門と畑のペイント



醸造方法について熱のこもった説明をする
話題の若き醸造家フレデリック コサール氏



小型で高性能の除梗機の説明を受けました。
醸造家の手腕を発揮するためにも
最新鋭のマシーンを取り入れ
醸造家のイメージ通りの醸造を目指します。



嬉しいことに日本から持参した南部鉄の風鈴は
さっそくシェ内の木枠に。
ただし、風受の紙片が必要なことを
言い忘れてしまったのですが・・・。



圧搾されたブドウ液は
そのままこのタンクでひとやすみ。



樽が並んだシャソルネイのカーヴでのワンショット。
樽から直接熟成中のワインをテイスティング。


新樽が寝ているカーヴ。


《 2000年 Domaine情報 》
益々積極的に活躍しているフレデリック。フランス内外から注文が殺到しているにもかかわらず、売るワインが本当に無いのです。そんな彼の悩みを神様が知ってか、今年はラッキーな事に畑を増やす事が出来ました。

一つはサン ロマン村に1haの全く新しい畑を入手、ここには2000年の3月にビオディナミのカレンダーの日程通りに土を耕し、シャルドネを植え付けました。

《 2001年 Domaine情報 》

ますます積極的に活躍しているフレデリック、2000年のヴィンテージからスーパーAC Bourgogneを世に出したと思ったら、2001年のヴィンテージからなんと1樽だけAC Puligny-Montrachetを取得。100%新樽の中で熟成中です。世の中に300本しか存在しないワインを、日本向けに交渉して120本だけ予約出来ましたので、是非是非楽しみにしていてください。これも話題を呼ぶワインに間違いありません。しかし彼のパッションとスピードとパワーは益々エネルギッシュになるばかり、一体何時落ち着く事やら・・・。

《 2002年 Domaine情報 》

2002年から始ったJFの3年目のワイン。やりました?今までの中で最高傑作の出来栄えです。テロワールの治癒能力が今、まさに実ったとしか言い様がないミレジムとなりました。是非直に1本飲んで頂いて頂いて、残りは可能な限りストックされて下さい。10年後にきっと財産になるワインに間違い有りません。

《 フレデリックの造っているワイン達 》

Bourgogne Chardonnay "Bigotes" 2002/2001/2000
Bourgogne Pinot Noir "Bedeau" 2002/2001/2000

去年のレポートでも紹介させて頂き、待ちに待ったスーパーAC Bourgogneの登場です。収量をぐっと減らし納得のゆくぶどうだけ選び抜いて収穫しました。この収穫は実際2000年の秋に参加したので間違いありません。通常このアペラシオンでは考えられない収量です。非常にポテンシャルの高いジュースとなったため、全て100%新樽で熟成。今年の1月に日本に先駆け、パリの専門家達でテイスティングを行いました。全ての人が「今現存するAC Bourgogneでは最高のワイン」と賞賛、話題を呼んでいるワインであります。これには私も100%同意見。エチケットはフランスで今話題の作家 M.Jean-Jacques Sempe(ジャン ジャック サンペ氏)に依頼し、非常に可愛らしい出来栄えです。ブルゴーニュという呼称ではなく、白は‘ビゴット’赤は‘ブドー’という愛称で呼んであげて頂ければ幸いです(AC Bourgogneというカテゴリーを超えているので)。こんなワインが存在するんだ!飲まなきゃ損の一言です。ちなみに“Bigotes”とは「盲信的な人」、“Bedeau”とは「守衛」を意味します。ぶどうを守り愛する人々を思って命名したそうです。
*フレドリックに‘Bedeau’は日本語で「ぶどう」という意味だと言ったら喜んでおりました!

Saint-Romain Blanc "Combe Bazin" 2002/2001/2000/1999/1998/1997
サン ロマン ブラン “コンブ バザン”

南西に向いた高台に位置している畑で生まれたヴィエイユ ヴィーニュのみを選び、収量も35hl/haに抑え、樽の中で発酵後、100%新樽の中で熟成させます。濃縮感があるのでまだ寝かせたい、7〜8年は充分持つパワーフルなワインです。

Saint-Romain Rouge "Sous Roche" 2002/2001/2000/1999/1998/1997
サン ロマン ルージュ “スゥ ロッシュ”

傾斜のある畑から全て手で収穫して、プレスも昔の方法で足で踏んで行ったワインです。出来上がった味わいは、これが村名のワインかと思う程の厚みがあり、彼の畑名である‘スー ロッシュ’は1級の畑を名乗っても不思議ではない味わいです。

Auxey-Duresses Blanc "Les Crais" 2002/2001/2000/1999/1998/1997
オクセイ デュレス ブラン “レ クレ”

ムルソー村の隣に位置し、優秀な銘酒白が隠れているこの村で生まれた白ワイン。平均樹齢60年という恵まれたブドウならではの贅沢な造り方で生まれました。フィルターは使用せず、エレガントさを保ちながら非常に濃縮感のあるワインです。

Auxey-Duresses Rouge "Les Crais" 2002/2001/2000/1999/1998/1997
オクセイ デュレス ルージュ “レ クレ”

オクセイ デュレスではまずトップの部類に入り、フレデリックが一気にデビューを果たしてしまった1本。フィガロで紹介されたのはこのワインです。ある部分が特出しているというより、バランス全体で見た時全く問題が無いワイン、と説明した方が分かりやすいのではないかと思える、非常にスタイル良く出来上がっている一本です。

Nuit-Saint-Georges 1er Cru "Clos des argillieres" 2002/2001/2000/1999/1998/1997
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ “クロ デ ザルジリエール”

奥様のお母様が持っていた畑を借りてフレデリック風に醸造法を変えて造った、自慢の一本。かむようなタンニンとコクとパワーに圧倒されてしまいそうな、醸造家のエネルギーを感じさせるワインです。このドメーヌの18番であるサン ロマンよりも濃縮感のある自信作です。

Bourgogne Haut Cotes de Nuits Rouge "Aux Tenis" 1999/1998/1997
ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ ルージュ “オ トゥニ”

フレデリックのワインの中では一番エレガントなタイプ。オート コート ド ニュイは、土地の狭いブルゴーニュでは新たな可能性を秘めた産地で、醸造家の技量が発揮されるアぺラシオンです。

Puligny Montrachet 2002/2001
ピュリニー モンラッシェ

初リリースたった1樽のみうわさのスーパー怪物ワインです。まさにアペラシオンを超えた1本。超希少品です!

【2002ヴィンテージよりクリュボジョレを造っています】

Moulin a Vent 2002
ムーラン ナ ヴァン


Morgon 2002
モルゴン


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