BIO DYNAMIQUE
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この度、新井順子女史が2001年1月に念願である畑を購入し、ドメーヌを初めて早3年。ついに待望の初ヴィンテージをリリースする運びとなりました。

ロワール地方の大都市トゥールから東に国道76号を車を走らせると、Mareuil-sur-Cherという小さな街に到着します。華やかなトゥールと対照的な何もない非常に素朴な村です。その村に位置するClos Roche Blancheと言えば、今では日本でも有名なビオディナミの生産者。そのClos Roche Blancheから2002年1月に8ヘクタールの畑を購入してワイン造りを始めた、新井順子女史が新しいドメーヌを始めました(内2ヘクタールは空地)。その畑売買の話が出たのは2001年の2月1日、急いでClosRoche Blancheに訪問したのが2月3日でしたが、一足先に若い醸造家に畑の売買が決定したばかり。もう縁が無かったと思っていたら、2001年の8月にフランスからひょっこり1通のFaxが届きました。「貴方が前に欲しいといっていた畑が、買う予定の人の銀行からの融資が下りなかったのですが、まだ興味がありますか?」と。急いで9月に渡仏したのは言うまでもありません。それから急いで準備をして、それまで経営していたフランス料理屋を売却し、すぐさま醸造家に転向、その間たった3ケ月。ワインコンサルタントと醸造家の2足のわらじをはきながら、ワインを造った初めてのヴィンテージ2002年がいよいよ日本に上陸です。

ワイン農法は勿論ビオディナミ。この方法が正しいかどうか、実際に自分の手で実践してみたかったのです。何かと神がかった印象がありますが、本当は至ってシンプルです。基本は無農薬。これは当の然と言っても過言ではありません。やはり化学肥料で育てたぶどうはブルジョワ育ち、這しく育てるのは無農薬が一番なのです。それに月の満ち干きの大さな力を利用するだけ。こんなに大さなパワー、それもただですよ。利用しない手はないですよね。ちょっとカレンダーにブロックされてしまいますけど。

さてさて2002年は最初のヴィンテージですが、このロワール地方にとっては、とても良い年でした。ラッキーなデビューです。全生産量は何と、たったの10,000本。ロマネ コンティだって1.8ヘクタールに6,000本造るのに、6ヘクタールでこの本数は明らかに経営破綻です。こだわりすぎました。6月に行う作業で、夏の剪定がありますが、そこで要らない枝やぶどうを落としていきます。この作業が収量を決定するのです。その作業をあまりに真面目にやり過ぎました。その結果、お蔭様で美味しいぶどうとなりました。2003年は大きな反省をしまして、もう少しワインの生産量が増えましたので、先にご報告させて頂さます。

お蔭様でフランスでの評価を高く頂きました。まだワインは1本も瓶詰めしていない段階で3回程、マロラクティック発酵が完了していない間にプロ向けにテイスティング会に出品。


1. 2003年2月3〜5日 Salon d 'Anjou(ロワール地方のワイン発表会)
2. 2003年6月23日  Bordeaux Vinexpo中のSaint-EmilionのCh.Meylet(このシャトーはビオディナミ実践者です)
3. 2003年9月15日  Paris Bar a Vin Meron(パリでも超注自のワインバー)

ここで飲んで下さったプロの方の評価で以下の雑誌で話題を呼びました。

『La Reveu du Vin de France No.472 2003年6月号 P.168』
トゥーレーヌの中でBEST 6の1つにDomaine des Bois Lucasが選ばれております。他の5つには御存知Thierry PuzelatやClos Roche Blancheの大御所ばかり。

『in VINO VERITAS No.95 2003年4月号 P.12(ベルギーのワイン雑誌)』 
Salons de Vins de Loire 2003 Wine Star Academyと評し、ACトゥーレーヌの中で6つの造り主を高く評価しており、その1つに選ばれました。

『Mes Vins Preferes a mois de 10 Euro Edition 2004 P.224』
食の評論家で名高いM. Jean-Pierre Pacalet氏が2004年のワインで、彼のお気に入りのワインを抽出しております。


ボルドーの晩餐会での事、私の尊敏するM. Philippe Pacaletが−緒に食事をしている時にSauvignon Blancを誉めてくれました。2月のアンジューの時に、ワイン評論家として名高いべタン氏にも誉めて頂さましたが、やっぱりビオディナミのトップ、それも天下のPacalet氏に誉められた方が嬉しかったのは、実際に本当の気持ちです。裏話があって、夏に友人のThierry Puzelatの所に泊りに行ったPhillipeがThierryに「おまえの近くに凄いSauvignonを造った日本人女性がいるぞ!」と一言。Thierryは思わず吹さ出したそうですが、こうやってビオディナミの生産者の輪は広がっていきます。でもこの3人で一緒に会った事はないのですけど、皆知り合いなのです。

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ヴィエイユ ヴィーニュの手入れをしています。

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畑の中で糖度計を使うオーナー
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収穫はすべて手作業で

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ヴィオデナミの儀式をスタッフと共に
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収穫されたブドウ達

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ぶどうをつぶす為大樽に入ろうとしているオーナー
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樽からの声を確認するオーナー
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瓶詰めをするオーナーとスタッフ
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